2014年2月5日水曜日

文字だけのUI

引用部は>
  >そもそも、リボンではでかでかと各種機能のアイコンが並んでいますが、そのアイコンのデザインから機能を直感的に理解出来るものではないでしょう。機能などは文字で書くのがもっとも分かりやすいのです。


以前のツールバーと同じアイコンリボンUIは使っているだけなので
「俺はツールバーは全く使わず非表示にしていた。使うのはテキストだらけのメニューバーだけ」って人でしょうか
アイコン(=画像)と文字がユーザーに提供できる情報量の差が理解できない人がいるですねぇ。
色だけ言っても表現能力は1万倍くらい差ついているんですが・・

同じ描画スペースを与えられたら直観で、アイコンに文字が勝てるわけないんですけどね。

下の図のアイコンは何に見えますか?

 image

 そう









floppy…..


もとい日本語では磁気ディスク

この画像を不公平だと言う人がいるかも知れません

それはあなたが日本人だからです。
だからこそあなたはfloppyにも一瞬固まったわけです
しかしながらこの画像で下の文字が仮に英語圏の人に読めなくても、仮に下の文字が英語であっても
”フロッピー”という概念は言葉に変換される前に脳が理解できているので何も問題はありません
言語壁程度で認識能力に差が出るなんて「文字」というのは厄介な表現手法ですね



Wordの2003までのメニューバーは経験なしでは使えない直観では理解し難い文字の羅列

学習なし(=経験なし)では使えない代物でした
=直観での操作とはほど遠いということです

例えば「ツール」メニュー

なんでしょうかね?これは?
Wordを道具(=ツール)として最初から見なしてはいけないということですか、それとも道具として他のメニューが機能しないということでしょうか?

例えば「編集」メニュー


言葉を鵜呑みにすれば、
「書式」メニューや「罫線」メニューでは当然何かを編集する項目があってはおかしいですね
同じ理由で「罫線」に書式を設定する項目があってはいけないということになります

例えば「検索」コマンド

2003以前にこのコマンドはどこのメニューにありましたか?
「編集」メニューですか?
しかし、そんなとこにあるべきではないと異を唱えるものがありました


私ではありません。

Outlookです
Outlookの「検索」コマンドは「ツール」メニューにありました
image



もちろん「検索」コマンド自体はテキストや各属性をキーにその項目をユーザーに提供するということで機能自体に大きな差異があるものではありません

同じ会社の、しかも同じOfficeファミリーの、しかも同じバージョンですら、コマンドに対する統一を文字であるメニューでしていなかったわけです

 

つまり、文字による今までのメニューバーの配置というのは
ソフトウェアの機能説明としては不適切で
意味が重複しまたは冗長であったり
各集合体が整列にアプリ間での一貫性がありません

メニューバーの文字でユーザーに機能を十分に説明することなど、かなり厳しい状態だったんじゃないでしょうか?

>リボンインターフェイスなどというものは、マイクロソフトの独り善がりでしかありません。事実、他の業務ソフトなどでは、機能はほとんどが文字で表示されます

機能名は文字でしっかりと表示されるので特に問題はありません
image
実際この恩恵を預かれないのは使ったことがない人ぐらいでしょうか
 

>大きなアイコンに何か意味がある・・・などという主張は、実際に業務をやっている人間からすれば、ナニを見当違いなことを・・・としか考えられないものです。 >私はこのリボン・グループの右下にある極めて小さな矢印から、以前のダイアログが表示されることを知り、唖然としました。 <『リボンインターフェイス』はなぜ使いにくいのか? - 「倭人伝への旅」ブログ版 - Yahoo!ブログ> から挿入

おかしな人ですえねぇ
「大きなアイコン」は「見当違い」と言っている人が「極めて小さな矢印からダイアログが表示されること」になぜ「唖然」とされるのでしょう。

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